親方日の丸

個人レベルでは良心的自制や共感的不快で人を殺してはならないと感じ、共同体レベルでは『他人を殺すことは可能だが、死刑や懲役などの処罰を下される』という社会規範が存在するということです。
私が軍事優先の政治や国家主義的な熱狂を否定的に評価する理由。『生活保守主義層』の増大、これは確かに世論の動向や現実の生活状況、社会の治安などを見ていても感じられることだと思いますが、庶民的な国家主義という のは、経済生活や治安維持の問題を国家に丸投げする代わりに闇金相談 仙台国家に忠誠を誓い奉仕しようという発想に短絡するのかもしれません。

『親方日の丸』という表現が良く為されますが、公務員だけでなく一般の民間人でも、いざという時には国家が支援して保護してくれるという国親思想みたいな考えを持っている人は少なくありません。

明治時代以降の父性原理による峻厳とした国家のイデアの幻影に、陶酔感や高揚感を感じられる心理が今現在のナショナリズムにあるのかもしれませんが、結局、『強大なものや悠久のものの一部であるというアイデンティティ』が安心感や自尊心につながるのでしょうね。