近隣諸国

会う人がいたので、飯田まで出かけてきた。

今度出す本にレンゾウの写真を使いたいというので、予め用意しておいた写真データを持ってその中から選んで頂いた。
どんな本を出すのかは、著者からの要望でレンゾウからは言えない。

さて、彼と話すうち、昨今の政治の乱れの闇金相談 東京話題になり、
「戦争の準備をするとは何事か」
「近隣諸国を刺激するような行動を起こすとはけしからん」
ということになった。

「ところで、渡辺さん、この本を読んでください」
出版社の方がそれぞれ30冊ほど持って来たもので、心ある人に渡しているということだ。
「戦を とどめえざりし くちをしさ」
「昭和天皇 ご生誕100周年記念」
の2冊だ。

昭和天皇に取材の折に、太平洋戦争を起こしたことをずっと悔やんでいたと語っていたことを請け本を書いたが、天皇と平和を題材にした本は売れないようで、大量に在庫が残ってしまったものをレンゾウにもくれたのだ。

出雲井 晶(いずもい あき)氏は1926年生まれの女流作家で、北海道生まれ。
当初、画家として活躍したが、その後、高齢者介護をもとにした小説で作家デビューした。
その後書かれた「わかりやすい日本神話」を見ると言葉の使い方が右寄りな印象も受けるが、内容はむしろ逆で独自の日本神話と見ることができる。