傾向である

「千と千尋」は、あの独特の雰囲気は嫌いではありませんが、随所に解読されない意味不明な事柄が多過ぎた為、消化不良を感じさせる作品です。

特にラストシーンで豚の中の両親を当てさせるシーンは、流石に賛同される方はいないものと思います。「ハウル」は、「もののけ」から徐々に顕著になっていた傾向である、声優ではなく俳優・女優起用が際立ち過ぎた作品でした。キムタクは予想以上に上手かったですが、倍賞千恵子は失礼乍らどう聞いても18歳の声には聞こえません。そして「ポニョ」。
これは完全に失敗作だったと言って良いと思います。「もののけ」以降の宮崎作品の悪いところだけを抽出して集めたような作品で した。
強いて言えば、宮崎監督ならではのテンポの良さ、構成の旨さ、が辛うじて作品としての品質をギリギリで維持していたのだと思います。
中国の街中でカップルを観察(?)してみると、若くて綺麗な女性と、小太り・角刈り・金ネックレスのおっさん(北の将軍様の御子息のようなイメージ)、という組み合わせを少なからず見掛けます。 且つ、そういう男性と並んでいる女性の顔はどこかしら誇らしげに見えます。